悩ましい

盆栽の手入れは

機械や規則的に計算されてできるものでなく

樹と向き合い、今できること、

将来の構図、知識、想像力をフルに活用して

手を加えていく。

時間や技術や想像の幅をあらかじめ決め、

新たな発見さえも無視せざるをえない条件の仕事は、

職人自身の存在意義を見失い、

創造性を失い、機械と等しくなる。

文化を支えるのは何者か。

良き理解者が増えてくれればいいが・・。