国風展前期の展示を終えた六席の盆栽たちが帰ってきた。
早速、それぞれを元の鉢へ戻す植替えを行う。
展示会で使用する鉢は、いわばステージ衣装のようなものだ。舞台俳優が華やかな舞台で演じるための、魅せるための装い。そして舞台を終えれば、次の晴れ舞台に備え練習着に戻る。
「お疲れ様」と労いの言葉をかけながら、一鉢ずつ丁寧に植替えていく。役目を終えた衣装鉢は再び出番を待つように箱へと収められていく。
一見すると見栄えは控えめになる。それでも最高峰の舞台で輝いた名木たちは、培養鉢の姿であっても、なお気品を漂わせている。
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