にらみ

人形町にある小網神社に新しい御守りをいただきにいくと、朝9時の時点で長蛇の列。こちらのご利益があるとラジオで聞いたのが8年前。参拝者は年々増えており、ご利益のおかげか、警備員を配備して交通整理を必要とされている様子を見ると、だいぶ賑わっているのでしょう。外国の方も並んでいるようなので、知名度はワールドワイドに広がっているのですね。お守りの種類もだいぶ細分化されたようで、繁盛ぶりが伺えます。私自身も大きな災難がなかったのはこちらのおかげだと思い、感謝の気持ちを込めてお礼参りをさせていただきました。

参拝の後は初春歌舞伎を見るために新橋演舞場へ向かいました。市川團十郎さんの新年ならではの「にらみ」で、一年の邪気払いを願います。

花道沿いの席を確保し、舞台を存分の楽しみました。「熊谷陣屋」1751年12月に人形浄瑠璃で初演され、翌年歌舞伎に移入された平家物語の登場する熊谷次郎直実の物語です。仁義がいかに自分の命よりも大切かという精神は、現代の日本人にも少なからず受け継がれているもので、思わず胸を打たれました。

そしてお目あての市川團十郎家に伝わる「にらみ」。ありがたく拝見し、今年も病気なく過ごせそうな気持ちになりました。