琉球展

休日は美術館に行く。企画展スケジュールが前々から決まっているので予定が立てやすく 実益も兼ねた良い休日の過ごし方だ。しかも平日なので どこも空いていて都合が良い。

遊ぶにはまずは腹ごしらえ。世界3大炊き込みご飯インド料理の「ビリヤニ」を食べられるお店をリサーチ。まずはそこへ直行。11時開店同時に入店。毎回ビリヤニは香辛料の組み合わせが複雑すぎていまいちよく分からない。ただ4、5年の間隔で食べたくなる不思議な料理であり インド人?パキスタン人?の異国情緒ある適当な接客に束の間の現実逃避を楽しむ。味気ないサラダ。無駄に酸っぱいスープ。酸味が強いチャイ。日本にある店でもツッコミどころが満載。これを楽しめない人にはインド旅行は向いていない。そう断言できる。インドで起こる出来事は全て笑い飛ばす人でなければインド嫌いになる。受け入れて忘れる。ガンジス川で全ての所業を洗い流す。そんな日々を繰り返す国なのだから。

本日メインは東京国立博物館「琉球展」。強い興味があったわけで はないのだが 14、5年前に美術業界で活躍する方との会話で「沖縄ってのは日本じゃないから。文化全く違うし。」と同じ日本人として沖縄LOVEを胸に秘めていた私にとって衝撃発言の記憶が残っており それを確かめたかったというのが理由。

結論から言うと 日本文化とは違う特有の琉球王朝文化圏がある。

中国と日本の橋渡し 東南アジア一帯のハブ機能を果たした琉球王朝が日本と違うのは当たり前のことで 日本と同期させようと思っていた自分の知識不足にただただ猛省するのでした。

沖縄が日本に返還されて50年。沖縄が日本と共にあってくれて良かった。沖縄旅行を計画せねば。来年かな。まちょーけよー。