目的地

作業の途中 購入が決まってしまうことが稀にある。作業中にその樹を買う人間が現れるという話。

販売が目的なのならば 作業もそこそこにしてしまってもいいのだけれど 職人というのはそうもいかない性分らしい。

いかに最初に見定めた最終目的地まで作り込んでいくかが目標。なので 途中から目的地の切り替えができない。

そこで割り切れることができたら上手に商売できるんだろうな。

結局いつも自分と勝負しているだけの自己満野郎でしかないんだ。