燕2

ツバメと一つ屋根の下2日目。

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慣れてくれたのかな。

右肩にSHS。

そして、童話「幸福な王子」を思い出した。

若くして亡くなった美しい王子様。

その王子様の像に散りばめられた

宝石や金箔をツバメが貧しい人々のところへ運んでいく。

そして、宝石も金箔も全てなくなり、ツバメは力尽き死んでしまい、

王子様の像も捨てられてしまう。

神様は天使に「街の中で最も尊いものを持って来なさい」と

告げ、天使は、ツバメと王子様の鉛の心臓を持ち帰る。

そしてツバメと王子様は天国へ運ばれるのでした。

人のために。人に優しく。

未熟な私の右肩に運ばれたのは、宝石でなく、

この童話を思い出したきっかけと自省の念。