帰りに桜

なぜ昔から桜を見に行く行為を人は楽しみにするのか。脳科学から得られる答えを聞いたことがある。

答えは「期間限定」。2週間ほどしか楽しむことができないため ワクワクウキウキの心で花見を楽しむのだと言う。その時脳内ではドーパミンが分泌されているのだとか。

幸せ物質の一つドーパミン。(他2つはセロトニン オキシトシン)

昨日は近所の福岡堰の桜を見に立ち寄った。夕方6時近くになってしまい 空模様も危うい感じだったので 青空に桜の花びらというシチュエーションではなかったが 初花見。

本日は歓喜寺という縁起の良さそうなお寺の境内に大きな江戸彼岸桜があるというので立ち寄る。

20メートルくらいある立派な大木で老木。小輪の花。満開に近い状態で見ることができた。樹齢4、5百年くらいなんじゃないかと思う。文献等の表記はないのでわからないが 同じく桜を見にきていたご老人曰く「昔の姿とはまるっきり違う」とぼやいた。

ところどころ幹や太い枝が枯死しており 台風や暑さなど屋外ゆえに受けたダメージは大きいように思われる。

気候の変化によってか 美しい姿を維持することの難しさはある。

期間限定が いつまで樹が保つかの期間限定になりませんように。