MET

はじめてニューヨークへ行ったのはもう20年近く前になるだろうか。

国立新美術館で開催しているメトロポリタン美術館展へ行ってきた。

お昼過ぎから入ったのだが それなりに人がいてびっくり。と言っても普段の2/3くらいかな。

ラファエロ カラヴァッジョ フェルメール レンブラント ルノワール ドガにモネ。日本でもよく聞く作家の名前があるたびに 年々これまで見てきた作品との比較ができるようになって来たのは知識の賜物か。

山田五郎さんのYoutube番組「大人の教養講座」も作家や時代の裏付け知識 図像学としてとても勉強になっており 毎回のテーマが楽しいので何度も見直してしまうほど。

鑑賞知識が増えるのはいいことだと思うのだが たまに謎解きをしている感覚で鑑賞している自分がいたりして それは良くないなと感じている。

もっと美しいと思う感覚でものを見ていきたいのだが 純粋さが失われているのを年々感じる寂しさがある。