仕事納め

本年仕事納め。

怒涛の真柏責めの末 最後まで真柏。

時代の流れとはいえ 針金整枝の仕事7割は真柏だったのではないかと思う一年。

挿し木も効く 取り木もできる 枝葉が茂るのも早い 太るのも早い。水やりも楽 暑さ寒さ乾燥にも強い真柏。

日本だけじゃなく世界で人気の樹種 不動の地位を築いた。

庭前の柏樹子(ていぜんのはくじゅし)という禅の教えがある。柏樹とは真柏を表したものであり

禅問答の末に発せられた言葉。無心であれ という教えのようだが 恥ずかしい話 複数の説明解釈を読んできたが未だ十分に理解できていない。理解しようとすることがこの教えに反しているのかも知れないが。

今年は 世界情勢のこともあり 良い意味で欲をかくことなく 日々仕事ができることがありがたく 余計な考えも少なく樹に向き合える時間が多かった。

来年も事故なく健康に日々仕事をしていけたら幸いだ。