天気の挨拶

良い天気ですね 暖かくなりましたね 日が長くなりましたねと日常の挨拶で天気や季節の事象から始まるのは日本人の美しいところだと思う。

一段と冷えた今日「寒いですね」の挨拶を何度聞いただろう。確かにとても寒い朝だったし 日中も北風が強く お日様の中にいても寒かった。北風小僧の寒太郎〜♪((かんたろ〜っ)←ココが好き)

イギリス人も天気についての挨拶から会話が始まる。急な雨 頻繁な天気の変化が理由。昔ロンドンで生活をしていた頃 4月 曇りから晴れて曇って雨が降ってみぞれが降ってまた晴れての変化を60分以内に体験した時は 天気の変わりやすい国の意味を実感した。ロンドンっ子は傘を持たない。と言うのも降ってすぐ止むからだ。私も傘の代わりにフード付きの服を着ていた率が高かったと思う。

それとは逆に東京都民は傘をさす。と教えてくれたのは祖母。服を濡らしたくないから多少の雨でもすぐに傘をさすのだと。

師走も年末に日々近づき 仕事を終えて帰る挨拶も 良いお年をお迎えください。を使う頻度が多くなってきた。「良いお年を。」本来の意味は良い年を迎えるための準備をしてくださいね。という江戸時代の庶民の暮らしの背景があるらしいが それはともかく 相手の明るい未来を願う年末の挨拶と捉えると素敵な挨拶だ。