築100年以上の我が家の年末大掃除。
築100年といっても元々は納屋として使われており タバコの葉を保管していた建物なので 瓦屋根には「タ」の文字も未だに残る。
2階部分の梁は木屑が出るほど崩れており 年に一度の拭きあげにはボロボロ落ちる。猫みたいに梁の上に乗って掃除をできるわけもなく 時々木屑か埃が目に入る姿勢で掃除をするのは大変。
去年「猫」って楽曲が流行ったなぁなんて そう思いつくままに音楽を聴きながらの大掃除。
古い家に住んで10年になる。この家からしたら110年の歴史の10年分の滞在者。
盆栽と似たような感覚。100年の樹齢のうち 数年預からさせていただいて 次の世代に健康にバトンタッチする。
この家だって 私が住むようになって 家の健康状態や綺麗さ維持管理は 10年前よりも良い状態になっているんじゃないかと思うくらい丁寧に扱い暮らしている。
いつまでここにいるかは分からないが 盆栽と同様 大切に扱ってくれる人の元で維持されることは奇跡と思う。
はて この地球は人間に住まわれて奇跡 とは思わないだろうね。