内と外 小堀遠州作、金地院庭園「鶴亀の庭」 室内から日本の庭園を眺めるとき、 内と外の境をはっきり区切らない空間の作りがある。 庭園は壁にかかった絵画のようであり、 庭園の空気は室内に届く。 鳥や虫の鳴き声は噪音ではなく、音色となる。 こんな空間の演出をしてみたいものだが、 今の自分では 「猿猴捉月」と言われて終い。 2019-04-03 BonsaiMori