内と外

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小堀遠州作、金地院庭園「鶴亀の庭」

室内から日本の庭園を眺めるとき、

内と外の境をはっきり区切らない空間の作りがある。

庭園は壁にかかった絵画のようであり、

庭園の空気は室内に届く。

鳥や虫の鳴き声は噪音ではなく、音色となる。

こんな空間の演出をしてみたいものだが、

今の自分では

「猿猴捉月」と言われて終い。