セブンイヤーズインチベットを久しぶりに観た。
ブラピの顔が若くて綺麗すぎてびっくりする。
映画の舞台は第二次世界大戦中の出来事。
かくいう私も2001年チベットへ訪れたことがある。
上海から昆明へ、成都から飛行機でチベットはラサへ。
滞在期間中運よくショトゥン祭(ヨーグルト祭り)が開催され
大タンカのご開帳を目の当たりにし感動で心が震えた記憶がある。
おバカな日本人大学生がチベット僧たちに紛れ込み
ご開帳の儀式にこっそり参加していたハラハラしたのも今は思い出。
見つかれば逮捕される罪だと思うが今はもう時効。
ネット環境も整っていないあの頃のチベットと今とは随分と違うのだろうな。
同年代の日本人大学生がラサで出会い そして 敦煌へ地獄谷のバスで降るか
ネパールへのランクル移動の旅に出るかに別れる。
私は砂漠の月が見たかったので事故で死んでも発見されない地獄のバスで
敦煌に降りました。とりあえす運よく今も生きているのでよかった。
映画の中でいつも素敵だなと思うセリフがある。
「西洋人はあらゆる意味で頂上を極める人が英雄。私たち(チベットの民)の理想は
自我を捨てること。目立つことが重要ではないの。」
私にとっては心にしみていく考え方です。