昨日から着手している真柏の改作。改作というほど幹を曲げたり
大枝を曲げたりというほどではないが 正面角度の変更と
足下と上部にあるシャリの見せ場を引き立てるべく 枝の調整を
大胆に変えていく。
こういう作業中の自分の顔は眉間にシワがより 苦しそうな表情をしている。
なので 依頼者にはこの作業風景は見て欲しくないというのが正直な感想。
だが この愛好家はいつもいる感じ。
見ない方が 出来上がった作品とご対面した時の感動は120点になると思うんだ。
美味しい牛肉をと殺するところから見たら きっと美味しく食べれないのと一緒な気がするん
だけど。
作業中の作品を生み出す職人の苦しい顔はなるべくなら見ない方が良い。