早朝遠方よりご来客。
2時間以上かけて来てくださるだけでありがたい。
本筋の樹ではないのだが ご自身に想いは熱く
どうにか見られるように作り直してもらいたいと
数年前から度々樹を持ち込んでいただく。
仕事をする価値がないとお断りしたことも数度あり
時間と労力をかけて来て こんな若造に断られるのは
気持ちの良い話ではないが それでもこうして来てくれる。
今年は良い樹をたくさん触る機会があり 樹のレベルと
自分のレベルを混同し勘違いしてしまうんじゃないかと
常に自分を律し 黒子の精神を維持して来た。
いつも教えてくれるのはただ生きている樹だった。