11月1日

ワンワンワンで犬の日らしい。

久しぶりに杜松の仕事をした。

変わり樹の杜松でだいぶ樹形が

狂ってしまったものを再生させる仕事。

樹形再生をさせるよりとにかくチクチク

手が痛い。杜松の針葉には慣れない。

黒松や赤松のチクチクは慣れてる。

バラや柑橘系のトゲは細心の注意で。

ただこの杜松のチクチクは防ぎ様がなく

チクチクされながら作業を続けなければ

ならず 地獄の拷問のような時間。

古い樹やマメに手が入っている杜松は

トゲがそんなに痛くないと言うが

それでも慣れない。この痛みが癖になる

と言った変態愛好家がいたが どんな

神経をしているのか今でも謎だ。

痛みと快感は紙一重。この痛みが快感に

なった時 一体どこに行ってしまうのか。

痛みに耐えながら樹の再生は終えた。

まずまずの出来に仕上がった。