ワンワンワンで犬の日らしい。
久しぶりに杜松の仕事をした。
変わり樹の杜松でだいぶ樹形が
狂ってしまったものを再生させる仕事。
樹形再生をさせるよりとにかくチクチク
手が痛い。杜松の針葉には慣れない。
黒松や赤松のチクチクは慣れてる。
バラや柑橘系のトゲは細心の注意で。
ただこの杜松のチクチクは防ぎ様がなく
チクチクされながら作業を続けなければ
ならず 地獄の拷問のような時間。
古い樹やマメに手が入っている杜松は
トゲがそんなに痛くないと言うが
それでも慣れない。この痛みが癖になる
と言った変態愛好家がいたが どんな
神経をしているのか今でも謎だ。
痛みと快感は紙一重。この痛みが快感に
なった時 一体どこに行ってしまうのか。
痛みに耐えながら樹の再生は終えた。
まずまずの出来に仕上がった。