虹始見

虹始見(にじはじめてあらわる)

今日は七十二候の十五候らしい。

昨晩までの雨が今朝は晴れ渡り、

まさしく今日の暦にふさわしい始まり

でした。

のはずでした。

梅の枝継ぎを頼んでいたので

早朝より車を飛ばし埼玉まで。

そこで見たのは弱ってしまった梅の姿。

古い梅はこうなっちゃうんだよね、とか

梅専門にやってて、その程度の

仕事と曖昧な説明しかできないのかよと

悲惨な梅の姿を前に泣いてしまいそう。

頑固一徹のプライド人生が滲み出ている

反省できない高齢者相手に

どんな会話も成立することはなく、

しょんぼりな日になってしまいました。

数年前「老人の取扱説明書」という書籍を

読んで記憶していたことがいろんな場面で

役に立つ。高齢化社会の必読書です。